Onと縁 其の一

遡ること6年半前、まだ名古屋の家具会社で働いていたころの話です。

 

会社内に趣味でマラソンをしている先輩がいました。その方とは部署が違ったのですが、僕が大東文化大学の駅伝部出身ということもあり、休み時間によく声をかけてくれて、ランニングやトレーニングの話をしていました。その頃の僕は大学の卒業から2年ちょっとが経過していた頃で、本格的に走っているというよりは、月に1・2回だけ健康のために走っているという状態でした。

 

ある日、その先輩から On というブランドのシューズを紹介されました。Onはシューズ界のアップルと呼ばれているスイス生まれのブランドで、当時まだ日本での販売が始まったばかりでした。先輩の知り合いがやっている名古屋のお店で取り扱っているとのことで、「興味があったらぜひ行ってみて!」と勧められました。

 

既に現役をやめているとはいえ、それまでアシックスとミズノしか履いたことがない自分にとって、知らないブランドのシューズを履くのには抵抗がありました。

 

しかし、「シューズ界のアップル」この魅力的なフレーズ、日本に来たばかりという状況、そして愛知で数少ない取り扱い店の一つは、先輩の知り合いがやっているお店。

 

これは行くしかない。

 

その週末、僕は先輩から紹介された「interlaken」というお店を尋ねました。

 

 

続く

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